貸し株アービトラージ

貸し株を使ったアービトラージを実証してみました。
貸し株は、いくつかの証券会社で利用できますが、
中には年利3%以上の利回りがもらえる銘柄があったりします。
年利3%ということは、一般信用売りと組み合わせれば、
その差、数パーセントでも差額がいただける計算になります。
そこで、いくつかの証券会社と一般信用売りの銘柄を
マッチングさせたところ、条件にあう銘柄が見つかりました。

つまり、優待クロスと同様に、
カブコムで売り、楽天で買って、
しばらく貸し株で寝かせるのです。
貸し株の年利は、コロコロ変わるので、条件が悪化したら、
株式移管を行って、クロスを解消する。

さて、こんなことしてうまくいくのでしょうか。
結果的に、失敗でした。
年利差が、2%くらいだと差がある銘柄は見つかりますが、
それだと手数料負けしてしまいます。
カブコムの手数料が結構高くつくのと、
貸し株できるまでに受け渡しの日数がかかり、
その間の金利差が受け取れないからです。
ある程度長期にわたり金利差が開き、
金利差が十分に開かないと、
手数料負けすることになり、
投入資金に対する利回りは、とても低いものになります。
タイミング的に、日歩が多くなる日取りで開始すれば、
負けることはないでしょうが、
大きな利回りは期待できません。
また、貸し株のデメリットも知っておかねばなりません。
貸し株で得た利回りは、雑所得になるため、
他の損益とは通算できません。

というわけで、面白いアイディアだと思ったけど、
世の中、そんなに甘くはないという話。

セコく、賢く、楽しく、節約したり、蓄財したり。リスクは苦し、フリーランチは美味し。